昨年末の名古屋旅行の折に岐阜の笠松競馬場に遊びに行った。
名鉄線で笠松駅下車(名古屋から30分、岐阜から5分)。その笠松駅から徒歩3分。木曽川に沿いに競馬場がある。笠松は名馬オグリキャップ(写真上:同馬銅像)や、現在中央で活躍している安藤勝己ジョッキーを輩出している地方の雄である。
その笠松にも熊本の荒尾競馬場のように廃止の話があるらしい。どこの地方競馬場も経営が苦しいようだ。
しかし自分が訪れた日は年末ということもあって、家族連れや自分のような旅行者のような姿も多く、当日に大井競馬場で行われたGⅠ「東京大賞典」の発売も行われていたので、結構賑わっていた。
笠松競馬場の特徴はパドックがトラックの内側にあって、観客席からだと見えにくい。どうせパドックなど見ても馬の良し悪しなど判断できる目は持っていないのだけれど、それが難点である。あと荒尾や川崎に比べて、直線が短いような気がした(調べたら川崎が300m、笠松が201m)。開催されていたレースは1400mか1600mのどちらか。
スタンドからは名鉄線の木曽川橋梁が見え、頻繁に赤い電車が行き来する。荒尾は有明海が一望できる”海が見える競馬場”だったが、こちらは”電車が走る競馬場”でこれはこれでなかなか乙な感じがした。
これが旨かった。揚げたてサクサクのカツに、かかっている味噌ダレがくどくなくて、絶妙だった。それに赤だしの味噌汁も絶品。
馬券の方は東京大賞典含む6Rやって、なんと3レース的中!!オッズ的には安かったのだけど、7000円ほどのプラスが出た。味噌カツ、当たり餅という名のお餅(写真)を食べたおかげなのか、絶好調だった。
その他にも海老フライ、串カツ、唐揚げ、大判焼きなども食べ、財布もお腹も一杯になった良い事だらけの笠松競馬だった。