2011年6月6日月曜日

藤沢 小鳥の街


 先日、「小鳥の街」と呼ばれていた神奈川県藤沢市にある特飲街を歩いた。
 藤沢銀座通り商店街の路地を入った一角に、独特なアーチ状の入口を構えた飲食店街が現われる。初めてこの場所を歩いた10年ほど前はまだ大規模な飲食店街が残っていたのだけれど、再開発が進みマンションが乱立して、現在は朽ち果てたこの一角しか残されていない。
 抜け道になっているらしく人通りは結構あって、通りがかった地元民に話を聞く事が出来た。その人によると、昔は赤線(#1)だったようだ。
 数年後にはこの一角も再開発で消えると思うと寂しい。


 #1赤線・・・GHQによる公娼廃止指令(1946年)から、売春防止法の施行(1958年)までの間に、半ば公認で売春が行われていた日本の地域である。戦前から警察では、遊郭などの風俗営業が認められる地域を、地図に赤線で囲んで表示しており、これが赤線の語源であるという。終戦後のカストリ雑誌などでは「特飲街」(特殊飲食店街の略)という表現が用いられており、「赤線」という言葉が一般的になったのは、区域外への進出や人身売買事件などが大きな問題になった1950年代以降である。 (Wikipediaより)

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